ひとり起業をし、個人事業主になってから
なんだかんだでもう8年経ちました。
今でこそこうやってブログを書いたり、
声のお仕事や英語のお仕事をいただきながら、
フリーランスとして自立した生活ができていますが、
じゃあ最初っから上手くいってたのか?というと、、、
全っっっく上手くいきませんでした。
個人事業主になった動機は悪くなかった、と自分では思っています。
が、選んだ分野が間違ってた。
というか、選び方が間違っていた。
「とにかく時間と場所に縛られずいつでもどこでもできる仕事がしたい」
という動機で私が選んだのは、
物販。
英語ができたので「海外から仕入れて日本の大手ショッピングサイトに出品」という、まあ今で言う転売ヤーみたいなこと。
手始めに、本屋で見つけた物販初心者向けの本を買い、見よう見まねでサイトに登録。
本に書いてあるように
「売れそうで利益率が高そうな商品を海外のサイトでひたすら探して、買って、自宅に届いた商品を検品して、日本のショッピングサイトに出品して、、、」
寝る間も惜しんで商品探して、やっと「良い商品見つけた!」と喜んで出品ても、次の週には私よりももっと安い価格で出品してる人がたくさん、、、
もちろんそうなると、私の商品は売れなくなる。
この繰り返しの日々を半年程続けた辺りで気がついた。
この仕事辛すぎて全く楽しくない。ってかそもそも私、買い物好きじゃないやん!
と。
いやもっと早く気づけただろう!っていうツッコミ、ごもっとも。
ホント、後になって冷静に考えてみると、
なんでこの仕事を選んだんだろう?
って疑問しか出てこないくらい私、
買い物ほとんどしないし、家にモノ、本当に少ないんです。
そんな人が、いくら英語ができるからって、
興味もないモノを、ただ単に「高く売れそう」という理由だけで探す、買う。
その上、家にモノが増えると気分が落ち込む人なのに、
大量の商品が家に届いて、一時的とはいえ、ものすごくモノの多い家になり気分が塞ぐ。
悪循環とはまさにこのこと。
ただ単に「お金を稼ぎたい」という理由だけで始めた仕事。
あの頃の私は、
頑張って利益出る商品見つけなきゃ!
ライバルに負けないように戦わなきゃ!
とにかく利益を出さなきゃ!
お金稼がなきゃ!
と、今から考えるといわゆる「男性性」全開の仕事のやり方でした。
いやー、あの頃は本当に何やっても空回りで上手くいかないし、ただただ辛くて辛くて、、、
それでも、
「ここで投げ出したら負け。上手くいかないのは私のせい」
とそれからさらに一年くらい続けたんだけど結局、どうにもならない状況になり、体調も崩して「ギリギリの状態」で辞めることになりました。
今振り返って考えてみると、
あれも無駄な経験ではなかった
とは思うけどでも「もう一度やりたい?」と聞かれたら、
絶対に嫌
と間違いなく思う経験のひとつになりました。
私の話はこれくらいにして(長いこと引っ張ってごめんなさい!)
何故そんなことを思い出したかというと、最近こんな興味深い本を読んだからです。

ふら〜と本を検索してたら、なんか面白そうなタイトル。
もともと自己啓発本を読むのも好きだし、引き寄せの法則のようなスピリチュアルなモノを学ぶのを好き。

ということで、軽〜い気持ちで読んでみたら、、、
おぉぉぉぉ!もっと早く読みたかったー!!!
と唸ってしまうような内容でした笑
なんであの時に物販を選んだ私が、上手くいかなかったのか。
あの頃よりも働いていないのに、あの頃に比べて今の方が収入がいいのか。
これが答えだったのね。。。
と妙に納得。そして、、、
もっと早く(できればひとり起業する前に)出会いたかったー!!!笑
この本の中には、色んな素晴らしい言葉が散りばめられているんだけど、
その中でも私が良いなと思ったのは、ココ。
男性性ビジネスの場合、商品の価値は「Do」で決まります。
(中略)
でも、女性性ビジネスでは「Be」が評価されます。
「女性性ビジネスの成功法則」より引用
どちらが良い悪い、ではなくて、そういうもの。
大切なのは、自分が何を目指しているのか、何が幸せなのか、それを知ることなんですよね。
物販をゴリゴリだった(「Do」)あの頃の私は間違いなく、男性性ビジネス。
でも目を向けるべきだったのは「自分の心」つまり「自分の女性性」。そこから起業をしていくのが近道だったんですね。
またこれも、心に響いた一文。
(これに対して)女性性ビジネスは、自分が好きなものをどんどん手に入れ、持ちきれなくなった分を分け与える、というイメージです。
「女性性ビジネス」の成功法則 より引用
そして今こうやって平和な日々を送れているのは、
遅ればせながらも少しずつ「自分の心」に素直になってきているからなんだな、今進んでいる方向に間違いはないんだなと、安心感も感じることができた素敵な本でした。
~こんな方に読んで欲しい~
- ひとり起業をしようとしてる女性
- 起業してみたいけど自分に何ができるんだろうって悩んでる女性
- ひとり起業してみたものの今辛くてたまらない女性
是非読んでみてください。きっと心が軽くなりますよ♡