英語 英語のルール

中学英語で日常英会話はできる!最低限必要な文法一覧

なんで私こんなに頑張ってるのに、英語が話せるようにならないの??

お金も時間もたくさん費やしてるのに結果が出ないって、辛いですよね…

やっぱり私には英語で話すなんて無理なのかな…

そんなことないです!日常会話は中学英語の文法だけで十分話せるんですから!

それ、きいたことある!けどホントなの?

ホントです!「中学で習う文法」とそれを使った日常会話表現例をお伝えしていきます。きっと「こんな簡単な文法でこんなにたくさん言えるんだ!」と分かってもらえるはずです😉

 

ここでは【中学で習う英文法】を一覧にし、その文法で言える日常表現の例文もたくさん集めました。

この記事を読み終える頃にはきっと、

私の英語、悪くないかも!今すぐ英会話で試したい!!

となるか、

ちょっと文法勉強し直すぞ…そしたら、めちゃ話せる気がする!!

となるかのどちらのはずです😊

 

どちらにしろ、英語を頑張っているあなたの背中を押せる内容になっていると思いますので、是非

私はどっちにかな?

と楽しみながら、読み進めてもらえたら嬉しいです。

 

この記事でわかること

✅英語話者が普段の生活の会話で使っている英文法

それぞれの文法を使った日常での例文

 

注意

あくまでも「会話で使われている文法」という視点で紹介しています。

「受験英語」に関する情報ではありません。(それを求めてきた方は、ごめんなさい!!)

 

こんな人が書いています

独学留学ナシで英検1級と通訳案内士に合格。これまで18歳から69歳まで述べ300人以上の初心者〜中上級者に英語を教えてきた講師歴13+年の元英語講師のかつらです。

 

I'm〜. You are〜. He/She is〜. They are〜.

これはもう大丈夫だと思います。

自己紹介などの話をする時によく使います。

I'm Katura.
I'm an English teacher.
I'm from Japan.
私はかつらです。(名前)
英語講師です。(職業)
日本から来ました。(出身)

They are in China now.
彼らは今中国にいます。(場所)

Kenta? He's at the meeting right now.
けんた?彼は今会議中です。(場所)

 

There is〜. There are〜.

この文法、とってもシンプルで簡単だから割とスルーされちゃいがちなんですが、実は会話でめちゃめちゃ使えます!

〜がある/〜がいる(=存在している)、新しい話題を始めるときにも使います。

There are two new students in our class.
転校生が2人私達のクラスにいます

There is so much happening.
たくさんのことが起きているよ

Is there anything much going on at the moment?
今なんか起こってる?(=なんか面白いことある?)

 

✅There is(was) /There are(were) は、新しい話題の最初に使います。

それ以降は、It (They)などの代名詞を使って話を進めます。

例:There is a song contest. It is called Eurovision.
ある歌の大会があります。(新話題の提供) それはユーロビジョンと呼ばれています。

 

日時・曜日・天気

時間、日時、曜日、天気や距離の話をする時には基本的に、It を使いますよ。

What time is it now? - It's 9:30.
今何時?ー9時半です。

What day is it? - It's Thursday.
今日は何曜日?ー木曜日です。

What's the date today? - It's July 1st.
今日は何日?ー6月1日です。

It's cloudy here.
(天気は)曇りです。

How far is it to the station? - It's thrree km from my house.
駅までどれくらい?(距離)ーウチから3kmです。

英語での説明になりますが、こちらの記事(British  Council)はとても分かりやすいです!

 

一般動詞

be動詞(is, am, are, was, were, been )以外の動詞は全て一般動詞になります。

be動詞と一般動詞の文の大きな違いは、

be動詞の文は、必ず、 S=C(補語)/S=O(目的語)

一般動詞の文は、必ずしも、S=CやS=Oになるとは限らない(というかほぼない)

です。とってもシンプル。

 

be動詞を使うと、

I'm Japanese.これは
I=Japanese、ですよね。

では一般動詞ではどうなるかと言うと

I like cats. これはもちろん
I=cats ですよね。

 

ただ数は少ないのですが、一般動詞でもS=Cになることがあります

I feel tired. これは
I=tired

になります。ただこうなる一般動詞は限られていますので、あまり神経質にならなくて大丈夫です。

 

一般動詞の文で気をつけなければならないのは、疑問文(?)や否定文(not)の時。

一般動詞はbe動詞と違って
一般動詞は助動詞の助け(do/does/did)が必要です。

(疑問文)Do you like cats?
猫、好き?

(否定文)She doesn't like cats.
彼女は猫が好きじゃない。

(過去)Did you drink a lot last night?
昨日いっぱい飲んだ?

 

参考(ちなみにbe動詞の文だとこうなります)

(疑問文)Is he Spanish?
彼スペイン人?
(主語⇔be動詞、入れ替える)

(否定文)He isn't Spanish.
彼はスペイン人じゃないよ。
(be動詞+not)

(過去)Were you here two days ago?
2日前ここにいた?
(be動詞を過去形に変える)

 

名詞(冠詞と複数形など)

英語の名詞は日本語と違って、単数形と複数形で形が変わったり、冠詞がついたりするので、これが混乱の元になったりするんですよね…

ただ、ざっくりでもいいので基本のイメージさえ押さえてしまえば、それほど難しくないんです!

冠詞(a (an), the)

英語の冠詞は2種類。a (an)the

いろいろ細かいルールはあるんですが、とりあえず最初はそれはスルーでも大丈夫。

 

a(an) とtheをつける時の判断は(すごくざっくりですが)

a (an)を付ける場合
初めて出てきた名詞
共通のイメージができない名詞(せーの!で同じものを指させない)

theをつける場合
2回度目以降の名詞
共通のイメージができる名詞(せーの!で皆が同じものを指させる)

 

例えばこんな感じです。

I  found a nice Italian restaurant.
Let's go to the restaurant next week!
ある)いいイタリアンのお店を見つけたよ。
来週そのレストランに行こうよ!

Sounds good!
いいね!

初めて「イタリアンのお店」の話をするときは「a(an)」です。

そして2回目以降は「the」になります。
2人とも共通の「イタリアンのお店」がイメージできるから

 

もちろん細かいことを言えばキリがないですが、まずはこの認識で十分です。

 

単数形・複数形

私達が辞書で見るのは「単数形」です。

複数形の形には2つのパターンがあります。

1.単数形+(e)sを語尾につける

cup-cups,  dish-dishes,  candy-candies 

2.単数形と違う形になる

mouse-mice(ネズミ),  child-children,  tooth-teeth(歯)

辞書をひいた時に「これの複数形ってどんなんだろう?」と興味を持って見てみると、ボキャブラリーが増えるのでオススメですよ。

 

可算名詞・不可算名詞

単数形と複数形という形がある名詞は「可算名詞(数えられる名詞)」だけです。

不可算名詞(数えられない名詞)は、単数形(扱い)になります。

 

可算名詞と不可算名詞の見分け方は…これも色々ルールはあるんですが、

可算名詞
1つ、2つ…と数えられる(形がはっきり決まっている)モノ

不可算名詞
それ以外のモノ(入れ物に入れないと数えられない or 目に見えない)

というイメージで、大抵のことはは乗り切れます笑。

 

可算名詞の例

car, pen, book, mirror...

 

不可算名詞の例

water, air, money, salt...

え?moneyって不可算名詞なの?

と思ったアナタ、素晴らしい!

moneyは形が変わる(今だったら電子マネーとかもイメージしてもらえるといいかも)ので、数えられない名詞になるんです。

 

もう一度いいますが、

可算名詞(数えられる)
=単数形と複数形、両方ある

不可算名詞(数えられない)
単数形のみ(単数扱い)

です。だから、

There are a lot of cars on the road.
道路には車がたくさんあります。

There is a lot of water in the sea.
海にはたくさん水があります。

となりますよ。

 

三単現のs

「三単現のs」って聞くと「いぃぃぃやぁぁぁぁ!」と条件反射的に耳が閉じてしまう方がいるかもしれませんが笑、コレ、簡単だけど大切なルールなので、ちょっと説明しますね。

 

三単現とは…人称・数・在形、の頭文字をとったもの。

つまり
主語が三人称で、単数で、そして時制が現在形なら、動詞にsをつけてね♡」
という英語のルールのことです。

三人称単数は、I(私=一人称)You(あなた=二人称)以外で「1人、1つ、1匹…(=三人称)」のことです。

 

三単現のSについては別に記事を書いていますので、そちらを読んでもらえたらしっかりと理解できると思います。
英語の現在形(三人称単数って何よ?って方読んでください)

 

命令文・感嘆文

命令文

英語にも敬語はあるし、もちろん命令文だって存在します。「話を聞きなさい!」とか「これ見て!」なんて表現ですね。

命令文はとーってもシンプルです。

命令文=言いたいことを、動詞の原形からスタートする+主語はナシ

以上。

…というと身も蓋もないので、例文をいくつかご紹介しますね。

 

「話を聞きなさい!」Listen to me!

この場合の主語は「あなたYou」ですが、命令文にする時は主語がなくなります。

 

「これ見て!」Look at this!

これも目の前の相手に向かって言っているのですが、その主語Youはつけません。

 

通常英語には必ず主語が必要なのですが、この命令形の場合は、主語はいりません。

 

感嘆文

感嘆文とは「なんて〜な〇〇!」「なんて〜なの!」というように、感情や感想を表す表現です。

 

使う形は、

What +(a) 名詞

How +形容詞/副詞

の2パターンです。

What+名詞の感嘆文

なんて素敵な車なの!
What a nice car!

なんて素晴らしい景色!
What a beautiful view!

なんて女性だ!
What a woman!
(いい意味でも悪い意味でも使えます)

How+形容詞/副詞の感嘆文

なんて素敵!
How lovely/nice!(形容詞)

なんて速い!
How fast!(副詞)

なんてひどい!
How terrible!(形容詞)

 

こんな感じで「自分の感情や感想をちょっと大げさに言いたい時」に便利です。

 

疑問詞

いわゆる、5W1Hです.

What(何)  Who(誰)  When(いつ)  Where(どこ)  Why(なぜ) How(どうやって)

 

実はあんまり意識してない方が多いかも、ですが…

 

✅この疑問詞が「目的語」なのか「主語」なのかで、文の形が変わります。(Whatと Whoのみ)

 

疑問詞(what/who)が「目的語(何を/誰を)」の場合はこうなります。

疑問詞が目的語

何を買ったの?=What did you buy?

誰を見たの?=Who did you see?

 

次に疑問詞(what/who)が「主語(何が/誰が)の場合を見てみましょう。

疑問詞が主語

何が起こったの?=What happened?

誰が言ったの?=Who said that? 

 

疑問文は奥深いですが、使いこなせるようになると会話の幅がぐん!と広がりますので、是非しっかりと理解してマスターしましょうね!

いろいろな疑問文

↑の疑問文(直接疑問文)以外にも、英語には実は「いろんな疑問文」があるんです。

間接疑問文

「今何時か知ってる?」とか「どこにいるか分からない」などはこの、間接疑問文を使うとカンタンに言えてしまいます。

 

間接疑問文)今何時か知ってる?
Do you know what time it is?

(直接疑問文)今何時?
What time is it?)

 

間接疑問文)どこにいるかわからない。
I don't know where I am.

(直接疑問文)私はどこ(にいるの)?
Where am I?

 

間接疑問文についてもっと知りたい方は、こちらの記事をどうぞ→英文法の基礎【間接疑問文】(実は全ての文で使えます)

 

付加疑問文

これは「〜だよね?」と、相手に同意を求めたり質問する時に使える表現です。

 

いい天気、だよね。
It's a nice day, isn't it?

あなたは彼のこと知らない、よね?
You don't know him, do you?

 

付加疑問文についての詳しい内容はこちらにまとめています→【知ってるとかっこいい!】付加疑問文の答え方とイントネーション

 

現在進行形

be動詞+動名詞(動詞ing)で「〜している最中」「(最近)〜している」などと言えます。

 

I'm watching Netflix now.
今Netflix見ているところだよ。

これは、話をしているその瞬間Netflixを見ている「まさに〜しているところ」というニュアンスです。

現在進行形は「今まさに~中」だけでなく「今を含む時間軸で最近やっていること」なんて話をする時にも使えます。

 

例えば、こんな感じです↓

I'm on a diet so I'm doing exercise.
ダイエット中だから(最近)運動しているの。

この場合は、この話をしているその瞬間は運動をしていないかもしれませんが「最近運動するようになった 」というニュアンスです。

 

前置詞

前置詞ってたくさんあるので、何から手をつけていいのかわからない、そもそもそんなに大事なのか?と思う方も多いと思います。

英語で前置詞はかなり大事です。オススメはイメージで覚えること

正直、前置詞はありすぎて(そして大切すぎて)ここでは書ききれません💦

前置詞に自信がない方は、是非↓の記事に一度目を通してみてください。

前置詞については、こちらの記事で丁寧に説明しています。それぞれの前置詞が持つイメージも載せているので、きっとお役に立てると思います。英文法の基礎【前置詞】(イメージで使いましょう)

 

過去形

これは、過去のことを話す時に使います。動詞の形を変えることで過去形にできます。

過去形についてもっと知りたい方、イマイチよく分かっていない…という方は、是非こちらの記事をどうぞ→英語の過去形を例文たくさん使って説明します。

 

過去進行形

過去進行形は、過去形と一緒に使うことがほとんどです。

その場合は、
「----している間に(過去進行形)
○した(過去形)
となります。

 

図で表すとこうです。

過去進行形)(過去形)(過去進行形

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

私がシャワーを浴びてる間(----)に
宅配便が来た(○)

When I was having a shower(----),
the delivery person came(○).

 

仕事している間に(----)
腰を痛めた(○)

While I was working,
I hurt my back.

 

イメージ湧きましたか?これも会話でとっても使いやすい形ですので、是非自分のものにしてくださいね☆

 

未来を表す表現

未来の話をする時には、その確定度によって3つの形を使い分けます。

 

✅be going to
「〜するつもり」まだ詳細は決めていないイメージ
既に未来が始まっている時「〜しそうだ」

I'm going to visit my parents this weenend.
週末両親の家に行くつもりです。(でも詳しい日時は決めてない)

Look at those black clouds! It's going to rain.
あの黒い雲見て!雨が振りそうだわ。

 

✅will
単純未来「自動的に起こる未来」

I'm 40 years old now. I will be 41 next year.
今40歳。来年41歳になる

 

✅be 動詞ing(現在進行形)
はっきりと決まって変更の可能性もほぼない予定

I'm leaving tomorrow. I've got my plane ticket.
明日発つよ。航空券も持っている。

 

未来形についてもうすこし詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ→英語の未来形の違い(例文とともに説明します)

 

受動態(受け身)

be動詞+過去分詞形「〜される」です。

日本語ではあまり使わない感覚なので、慣れるまでは違和感を感じてしまう文法の1つですね。

でも英語では、よーーーく使われます。

 

主語が曖昧な時、または決まりきった主語の時に使うことが多いです。

 

My wallet was stolen. 私の財布が盗まれた

Someone stole my wallet.と言うことも出来ますが、誰か=Someoneという主語は曖昧ですよね。

そんな時は、曖昧な主語を使わなくていいように受動態を使います。

 

主語が「される」時には受動態を使います。

This house was built by my grandfather. この家は祖父によって建てられた

このように、This houseを主役にしたい時は「(家が)建てられた」と受動態にします。

また「祖父によって」付け加える時は by my grandfatherと最後につければOK。

 

受動態の使い方や使う場面をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ→英文法の基礎【受動態】(このルール1つ覚えてればOK)

 

現在完了

現在完了も日本語にはない感覚なので、もしかしたら苦手意識を持っている方がいるかもしれませんが、、、

これこそ会話でめっちゃ使います!

 

よくある混乱ポイントは
過去形とどう違うの?」だと思います。

 

過去形と現在完了の違い

過去形=過去のことだけ
(現在?知りませんよ)

現在完了過去と現在の両方を見ている
過去のことが現在にも絶賛影響中

 

【過去形】I lived in Osaka.
私は大阪に住んでいた

過去には住んでいた
 今も住んでいるかどうかは???(わからない)

 

【現在完了】I have lived in Osaka for 10 years.
私は10年大阪に(ずっと)住んでいる

(10年前に住み始めた。そして今も住んでいる(過去~現在が繋がっている)

 

現在完了形は大きく分けて3つの意味「継続(↑で説明)」「経験」「完了」があります。

それぞれ使う場面ははっきりと分かれていますので、もっと詳しく知りたい方は↓の記事をどうぞ。

もしあなたが、

現在完了形なんか知らんし、使わんし~

と思っているのであれば、、、それは大きな間違いです。

 

現在完了形こそ、会話で超頻出文法、めちゃめちゃ便利なんです!

 

もし、イマイチ分かっていないという方は、↓の記事、さらっとでいいので必ず読んでみてください。損はさせませんから。

現在完了についてはよかったらこちらの記事もどうぞ→現在完了形とは(それぞれの訳し方も説明します)

 

文型

英語の5文型…なんて言っちゃうと、この画面を閉じられそうですが(-_-;)でもこれが分かってしまえば、英語を話すことだけでなく、読むことも書くこともすごく楽になりますよ。

だって、英語の文は全てこの5つのどれかに当てはまるってことですから。

 

①S(主語)+V(動詞)

I sleep.  私は眠る。

一番シンプルな形です。
この動詞は「自動詞」です。

 

自動詞と他動詞の違い

「自動詞」
(立している)動詞
=目的語(O)が必要ない

「他動詞」
=他(の助けが要る)動詞
=目的語(O)が必要。

 

自動詞
=目的語(O)が必要ない=自立できる動詞

I run (in the park).
私は(公園を)走る

この前置詞句(in the park)は別になくても文が成り立ちます。

他動詞
=目的語(O)が絶対必要=他の助けが必要

Vする」と動詞の意味の中に「を」が含まれている

I watch Nexflix.
私はNetflixを観る

この目的語(Netflix)は絶対に必要。なければ、

「I watch.  私はを観る。」
というなんとも中途半端な文になってしまいます。

 

動詞は、自動詞、他動詞の意味両方持っているものがほとんどです。どちらの意味で使う(使われている)かは文脈次第です。

 

②S + V + C(補語)

I am beautiful.  私は美しい。

必ずS=C、となります。

 

③S + V + O(目的語)

I like cats.
私は猫が好き。

これは、S=Oにはなりません。I=cat

 

④S + V + O1 + O2

「O1にO2をVする」という文です。

He gave me(O1) money(O2).
彼は私に(O1)お金(O2)をくれた。

send, give, buyなどはこの文型の代表的な動詞です。

He sent me(O1) a package(O2).
彼女は私に(O1)荷物(O2)を送った。

My mom bought me(O1) an iPhone(O2).
オカンが私に(O1) iPhone(O2) を買ってくれた。

 

⑤S + V + O + C

O=Cになります。

make, get, have などの「使役動詞」が良く使われます。

 

He made me rich.
彼は私をお金持ちにした。

me=rich、ということです。

 

I call her Katy. 私は彼女をKatyを呼ぶ。

her=Katy、です。

 

The news made me sad.
そのニュースを聞いて悲しくなった。

me=sad、私=悲しい状態、ということになります。

 

文型に関しては、覚えるというよりも「そういう形の文があるのね」と認識できていれば十分です。

 

不定詞・動名詞

きっとどこかで一度は聞いたことのある「to不定詞」と「原形不定詞」です。

to不定詞

✅「名詞的用法」〜すること

It is impoertant to learn English.
英語を学ぶこと
は重要です。

To learn English is important.ということもできますが、英語は頭でっかちな主語を嫌います。だからItという仮(の)主語を使い、to learn Englishを後ろに持ってくることが多いです。

I want to eat a whole cake.
私はケーキを丸ごと食べることをしたい(=丸ごと食べたい)

want to〜=〜したい、と覚えていますよね。これも実はto不定詞なんです。
want (欲しい)+to 〜(〜すること)=〜したい
となるんです。

 

✅「形容詞的用法」〜するための、〜するべき

I want someting to drink.
私は飲むためのモノ(=飲み物)が欲しい。

I've got lots of work to do.
やるべき仕事がたくさんある。

形容詞的な役割=名詞を修飾、ですよね。
to不定詞の場合は「名詞を後ろから修飾」しますよ。

 

✅「副詞的用法」〜するために、〜して(結果こうなった)

He studies very hard to become a lawyer.
彼は弁護士になるために猛勉強している。

She grew up to be a famous artist.
彼女は成長して(結果)有名な芸術家になった

 

不定詞も会話では本当によく使います。それぞれの形の名前を覚える飛鳥はありませんが、「それぞれの意味」はしっかりと覚えておくと便利ですよ。

 

原形不定詞

知覚動詞+(目的語)+動詞の原形、のことを「原形不定詞」と呼びます。

 

知覚動詞とは

知覚動詞とは…see, hear, feelなど。自分の意思で始めたり止めたりできない動作、と考えると分かりやすいと思います。

(逆は動作動詞。 play, walk, cookなど、これらは自分の意思で始めたり止めたりできますよね。)

I saw him play the guitar. (× saw him to play )
彼がギターを弾くのを見た。

I heard him call me.  (× heard him to call )
彼が私を呼ぶのを聞いた。

 

知覚動詞の後に続ける動詞は「原形(toなどがつかない)」になるよ、ということです。

 

動名詞

動名詞とは読んで文字の如く「動詞が名詞化」したもので、形は「動詞ing=〜すること」です。

 

Learning foreign languages is very interesting.
外国語を学ぶことはおもしろい。

I'm good at singing.
私が歌うことがうまい。

 

動詞ing =(動詞が)名詞(になったもの)考えると、なぜatの後ろがsinging(動名詞)になるか(singじゃなくて)分かりますね!

前置詞の後ろは名詞、がルールです。

 

分詞

そもそも、分詞って何よ??

ですよね。私もそうでしたので、よくわかります。

 

分詞は簡単に言うとこんな感じのものになります。

 

分詞=「現在分詞(〜ing)」と「過去分詞(〜ed,(p.p))の2つの形がある

分詞=「動詞(の一部)」または「形容詞」の2つ役割がある

形容詞として使う場合は「前置修飾」と「後置修飾」の2つの位置にくることができる

 

現在分詞=動詞+ing 「〜している」

過去分詞=動詞+ed, またはp.p 「〜された」

 

あれ?現在分詞ってさっき出てきた動名詞と同じもの??

と混乱したかもしれませんが答えは、、、違います。

 

現在分詞というのは、動詞(の一部)か形容詞

動名詞=名詞

そう。役割が違うんです。(形が一緒だからややこしいですけどね(-_-;))

 

分詞に関しては、「あ~こんな文法で使われてるのね~」くらいにさらっと見れば十分です。

 

動詞としての分詞

現在分詞(ing)=現在進行形を作る

おなじみに「(今まさに)〜している(状態)」という現在進行形で使われます。
現在進行形の「be+ing形」この「ing形=現在分詞」のことなんです。

I am watching YouTube.
私はYoutube観ています(=観ている、という状態)

 

過去分詞=受動態や現在完了形を作る

(動詞steal(盗む)の過去分詞(steal -stole- stolen))

My bike was stolen.
私の自転車が盗まれた

My bike was (私の自転車が〜の状態)

stolen(盗まれた)

=私の自転車が盗まれた状態

私の自転車が盗まれた。

 

現在完了形に関しては、意味うんぬんではなく単に「have(has) +過去分詞(p.p)」とシンプルに形を覚えておきましょう。

現在完了の文をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメです→現在完了形とは(それぞれの訳し方も説明します)

 

形容詞としての分詞

前置修飾(名詞の前につける)=分詞が1単語のみのとき

He brought us an exciting news.
彼は私達にワクワクする知らせを持ってきた。

Look at the broken window.
あの壊された見て。

exciting news, broken window などと、分詞が1単語の時は、名詞の前にくっつけます。

 

後置修飾(名詞の後ろにつける)=分詞が2単語以上あるとき

The man singing on the stage is my brother.
ステージで歌っている男性は私の兄です。

Nobody can read the letters written by him.
彼によって書かれた文字は誰にも読めない。

このように分詞(修飾)の部分が長くなる場合は、名詞の後ろにくっつきますよ。

 

関係代名詞

関係代名詞とは、which, who, that, whoseを使って名詞に説明を加える文法です。

I met a man who works at Amazon.
私はアマゾンで働いている男性に会った。

We went to the restaurant which one of my friends recommended.
私達は友人のひとりが薦めたレストランに行った。

 

関係代名詞も(特に省略された状態で)会話でよーーーく使われますので、イマイチよくわからん…という方は↓の記事に目を通してみてください。受験英語で叩きのめされて「関係代名詞=オエっ🤑」という方にもスッキリ分かっていただけるように説明しています。

関係代名詞(which/that/who)仕組みからわかりやすく説明します。

 

仮定法

仮定法とは「今現在の事実とは違う仮定の話」をする時(仮定法過去)、「過去に起こったこととは違う仮定の話」をする時(仮定法過去完了)に2種類があります。

ここでは、中学英語で習う「今現在の事実とは違う仮定の話=仮定法過去」の説明のみしていきます。

 

If I had money, I could buy an Apple Watch.
お金があったらアップルウォッチ買うのに。

実際は、お金がないのでアップルウォッチは買えない、という状況です。

 

I would go to the US if there was no Covid-19.
コロナがなかったら、アメリカに行っただろう。

実際は、、、違いますよね。コロナがある、というのが現実です。

 

このように文に「過去形」を使うので「仮定法過去」と呼ばれます。

 

なぜ過去形を使うの?

「今の状況」なのになぜ「過去形」を使うの?

それは「過去形」という形が「今(時間的、心理的)」から遠いところ」というニュアンスを持っている形だからです。

「今」から見て「過去」は遠い(時間的)。だから、過去形を使う。

「今」から見て「仮定の話」も遠い(心理的)です。

だから、過去形を使うんです。英語って面白いと思いませんか!(私だけ??)

 

仮定法過去、もっと知りたいという方は是非こちらをどうぞ。→英文法の基礎【仮定法過去】(例文練習問題あります)

 

接続詞

接続詞っていうのはとにかくは「繋ぐ言葉」のことです。

 

I like chocolate and ice cream. 私はチョコもアイスも好き。

I get up and make bed every day. 毎日起きてベッドを整える。(

There are seats outside but nobody wants to sit there. 外に席はあるがだれも座りたがらない。

I really don't want to go to the party. But I go there anyway.  そのパーティには本当に行きたいくない。でもとにかく行くよ。

Before you eat, wash your hands. 食べる前に、手を洗いなさい。

 

またこういうものも接続詞です。

You can enjoy Japanese sake both hot and cold.
日本酒は熱燗と冷の両方で楽しめる。

You have to choose either me or her.
私か彼女、どっちか選んで。

We enjoyed the fishing trip although no one caught any fish.
誰も一匹も釣れなかったがその釣り旅行を楽しんだ。

As long as you're happy, I'm happy.
君が幸せであるなら、私も幸せ。

 

接続詞(Conjunctions)に関してはこちらのページを参考にさせていただきました。→Cambridge Dictionary

 

助動詞

助動詞とは「動詞を助ける詞(言葉)」です。動詞の前につけて使いますよ。

 

助動詞を使う時の注意点は、、、

助動詞の後ろの動詞は必ず「原形

notは助動詞の後ろにくっつく

この辺りを押さえていれば大丈夫です。

 

助動詞①do/does/did ( +一般動詞)

Do you like him?
彼のこと好き?

She doesn't like him.
彼女は彼が好きじゃない。

 

助動詞②can, may, must, should, could, would, might, will, shall

I can swim.
泳げるよ。

He may not come tomorrow.
彼は明日来ないかも。

What should I do?
何すべき?(=どうしよう?)

 

助動詞の説明や例文に関しては、こちらの辞書を参考にさせていただきました。→Verbs types@Cambridge Dictionary

 

比較

比較を使うと「AはBよりも〜だ」「最も〜」、などの表現ができます。

You are older than me.
あなたは私より年上です。

You are more patient than me.
あなたは私より我慢強い

Yesterday was the hottest day of the year.
昨日は今年最高気温だった。

What's the most important decision you've ever had to make?
今までで最も重要な決断は何?

 

 

ここまで到達したあなたは、すごい!本当にホントーにお疲れさまでした!!!

こうして見てみると、中学英語で十分会話が成り立つなぁ、というイメージが沸いてきているのではないでしょうか。

もしここに挙げた文法を全て理解しているなら、そんなあなたに足りないのは「実践」。

そう、実際の「英会話」です。

今は、レアジョブなどのオンライン英会話もかなり手頃で気軽に始められますので、無料体験レッスンなどをどんどん試してみるといいですよ。こちらの記事も参考になると思います。

 

これらの中から特に「これは本当に会話でよく使う」と体感している文法はさらに掘り下げて記事を書いています。

「もっと文法知識を確立したいな」という方はよかったらこちらのページ「まずはこれだけ!英文法の基礎17」もご覧になってみてください。

 

 

 

 

-英語, 英語のルール

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