まずはこれでOK!中学英文法17個 英語

【英語の前置詞はイメージで使いましょう】(特にイラストに力入れてます)

英文法の基礎のひとつ、前置詞を「イメージ」で理解したい方向けのページです。

 

こんなお悩み解決します

英語の前置詞の使い方や違いがイマイチよくわからない。

そもそもなぜ前置詞が大切なのかがわからない。

「あれ、onだっけ? atだっけ??」とつい迷って言葉に詰まってしまう。

留学なし独学で英検1級、通訳案内士に合格した私が、前置詞のイメージとその使い方をお伝えします。

 

英語の前置詞が日本人にとって理解が難しいのは

日本語には前置詞がないから
日本語の「てにをは」のように「感覚的なもの」だから

なんです。そう「感覚的なもの」。

だから理論で理解しようとしても無理なんです。だって英語ネイティブだって前置詞は「感覚的」に使っているから。

 

この記事では、

step
1
前置詞をイメージとして見る

step
2
そのイメージを使う練習をする

step
3
声に出し前置詞を体に慣らしていく(声に出すのは絶対ではありませんがかなりおすすめです)

という3ステップを使って前置詞の感覚を体験していきます。

 

練習数をこなすとイメージも定着しやすくなるのでたくさんの練習問題を準備しています。答えは理論的に考えるのではなく「イメージ」を使って選んでみましょう。

 

この記事を最後まで読むと「前置詞をイメージで捉えている自分」になっていて、もう「on? at? どっち??」と迷うことがなくなります。

 

(こちらのYouTubeは音声のみです。聞き流し学習用にお使いください)

そもそも前置詞って何?

前置詞の定義はこうです。要は「名詞(系)のものにくっつき方向や時間、場所などを表すのに使われますよ」ということです。

(以下の部分は飛ばしていただいて問題ありません。)

Preposition Basics

A preposition is a word or group of terms used before a nounpronoun, or noun phrase to show direction, time, place, location, spatial relationships, or to introduce an object. Some examples of prepositions are words like "in," "at," "on," "of," and "to."

Prepositions in English are highly idiomatic. Although there are some rules for usage, much preposition usage is dictated by fixed expressions. In these cases, it is best to memorize the phrase instead of the individual preposition.

引用元 Walden University 

前置詞とは

前置詞とは名詞、代名詞や名詞節の前に置かれる言葉のグループのことで、方向、時間、場所、位置、空間的な関係を説明をしたりまたは目的語への導入に使われます。前置詞の例としては、in, at, on, of やtoなどです。

英語の前置詞は非常に慣用的です。いくつかルールはあるものの多くの前置詞の用法は定形表現によって決まっています。このような場合は個々の前置詞よりもフレーズとして覚えるのがベストです。

 

前置詞はイメージで覚える!なぜ前置詞が大切なの?

次の2つの文を見てください。

He was in time. (彼は時間に間に合った。)

He was on time.(彼は時間ピッタリだった。)

では次に in と on それぞれの前置詞の持つイメージを見てみましょう。

inは「中に入っている」イメージですね。

だから、He was in time. この場合のイメージは例えば、

待ち合わせ時間3時。彼が現れたのは2時30分だったかもしれないし、2時55分だったかもしれませんが要は

「3時までの時間の中に入った」=「間に合った」というイメージになります。

そしてon は「ペタっとくっついている」イメージですね。

He was on time. のイメージは

3時の待ち合わせ時間にペタッとくっついている=「3時ピッタリ」となります。

 

前置詞のイメージが文に与える影響が少しわかっていただけたかな、と思います。

 

それでは次に、それぞれの前置詞の持つイメージを見ていきましょう。


イメージ1「場所/位置」を表す前置詞

箱(the box)と球の位置関係を意識しながら見てみましょう。その位置関係がそれぞれの前置詞の持つイメージになります。

イメージ2「動きを表す」前置詞

次に「動きを表す前置詞」です。箱(the box)に対して球がどのように動いているか、に注目しましょう。それがそれぞれの前置詞が持つイメージになります。

into (the box)

out of (the box)

toward (the box)

away from (the box)

past (the box)

over (the box)

onto (the box)

off (the box)

around (the box)

under (the box)

through (the tube)

 

 

along (the road)

across (the road)

 

前置詞を使った練習問題

さあ前置詞のイメージはなんとなくつかめてきたはずです。ではここからはそのイメージを実際に文章の中で使ってみましょう。

問題は「ニュアンスの合う前置詞を選ぶ2択」と「前置詞のイメージを使って英文を完成させる」の2種類の問題を用意しています。そのあとに解答も載せています。

まずは自分なりの答えを出してから解答で答え合わせをしてみてください。(この、自分なりの答えを出す部分、が一番大事ですので飛ばさないようにしましょう!)

ニュアンスに合う前置詞選んでみましょう

1.その部屋には誰もいない。
There's no one on / in the room.

2.ドアのところに立っている男性、知ってる?
Do you know the man standing at / in the door?

3.天井に染みがある。
There's a dirty mark at / on the ceiling.

4.(道案内)この道をまっすぐ行って、あのコンビニのところを右折してね。
Go along / across this road, then turn right at / on the convenience store.

5.ホテルのロビーでお会いしましょう。
I'll see you at / in the hotel lobby.

6. There is some perfume on / in the bottle. There is a label on / in the bottle.

前置詞のイメージを使って英文を完成させましょう

8.ペンギン達の中にアザラシが一頭いる。
There is a seal

9.北海道は名古屋からかなり遠い。
Hokkaido is

10.猫が箱から飛び出してきた!
A cat jumped

11.この書類、その箱の中に入れといて。
Can you put these papers

12.変な男が私の方に向かって走ってきた。
A strange man was running.

13. . (見知らぬ人に)「すみません、今の時間わかりますか?」「ええ、9時10分ですよ」
My office is

14.(道案内)この道路を渡って、3つ目の角を左折してね。(左折 turn left /3つめの角 third corner)
Go

解答

1.その部屋には誰もいない。
There's no one on / in the room.

2.ドアのところに立っている男性、知ってる?
Do you know the man standing at / in the door?

3.天井に染みがある。
There's a dirty mark at / on the ceiling.

4.(道案内)この道をまっすぐ行って、あのコンビニのところを右折してね。
Go along / across this road, then turn right at / on the convenience store.

5.ホテルのロビーでお会いしましょう。
I'll see you at / in the hotel lobby.

7. There is some perfume on / in the bottle. There is a label on / in the bottle.

8.ペンギン達の中にアザラシが一頭いる。
There is a seal among penguins 🐧.

9.北海道は名古屋からかなり遠い。
Hokkaido is quite far from Nagoya.

10.猫が箱から飛び出してきた!
A cat jumped out of the box!

11.この書類、その箱の中に入れといて。
Can you put these papers into (in) the box?

12.変な男が私の方に向かって走ってきた。
A strange man was running toward me.

13. (見知らぬ人に)「すみません、今の時間わかりますか?」「ええ、9時10分ですよ」
"Excuse me. Do you have the time?" "Yes, it's ten past nine."

14.(道案内)この道路を渡って、3つ目の角を左折してね。(左折 turn left /3つめの角 third corner)
Go across the road and turn left at the third corner.

今回の全例文の音声です。復習や声出し練習の時に活用してくださいね!

 

まとめ

いかがでしたか?

前置詞って日本人には、馴染みがない基礎英文法No.1!の位置にあるので、最初は何がなんだかわからないかもしれません。

そんな前置詞こそ英語ネイティブが学ぶように「イメージ」で覚えるのが、一番効果的でそして一番早道です。「日本語のてにをは」を外国人に説明する時をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

ただ前置詞に関しては、気にしすぎると全く話せなくなってしまうので、初心者のうちははほどほどに気にする程度で十分です。(ほどほどって、難しいですよね^^; 要は「てにをは」と同じで、間違えた前置詞を使っても意味は通じるよ、ということです)

前置詞の使い方は「感覚」によるところが大きいので、個人的には実際に会話でどんどん使って、間違えて、指摘してもらって、正しい前置詞を覚えて、、、というサイクルで習得することをおススメします。(私もそうやって学びました)

とはいえ、英会話に大金をつぎ込む必要は全くないと思います。初心者のうちは「英語を話す人と時間を過ごすことに慣れる」ことが一番大事。今は、レアジョブなどのオンライン英会話 で手軽に英会話を始めることができますので、一度試してみるといいですよ。

 

他の文法も改めて知識固めしたいな、という方は「まずはこれだけ!英文法の基礎17」の文法をおさらいすると更に自信がつくと思います。

 

英語に関する質問や悩みなど、いつでもお気軽にメッセージくださいね!英語によって広がるあなたの世界とこれからのご活躍を心の底から願っています♡

 

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