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おとぎ話の中の街 ストラスブール~1泊2日で回れるおすすめ観光地6選 ~

ドイツとの国境の街、激動の歴史を持った フランス ストラスブール 。

その時々でフランスになったりドイツになったり…翻弄された辛い歴史を経て今は、人も街もとっても優しく かわいい 街になっています。

小さいながらもEU本会議場もあり、ヨーロッパの中で重要な場所であることは今も変わりません。このおとぎ話に出てくるようなかわいらしい街の 旅行ブログ です。

ストラスブール Strasbourgってどこにある?

ドイツとの国境の街 フランス ストラスブール 。

アルザス地方の中にあり、ライン川を挟んだ隣国ドイツまでは中心地からトラムに乗って15分程。なんなら歩いて行くこともできるほど近いです。

重要な位置にある ストラスブール はこれまでに何度も戦争に巻き込まれ、時の指導者によってドイツになったり、フランスになったり…悲しく壮絶な歴史を見てきたこの街は今、その美しい旧市街地が世界遺産に登録されています。

ミュンヘン から ストラスブール はTGV(フランス国鉄の高速列車。テジェヴェ)で乗り換えなし、4時間弱で到着です。

ヨーロッパの列車は日本の新幹線並みに早いものもありますが、遅れることもよーくあるので、できれば直行の列車を使うことをおすすめします。

旅はストラスブール駅(Gare de Strasbourg)からスタートです。

ストラスブール駅
フランス語の看板ばかり(当たり前ですが)テンションあがります!
開放感のあるガラスの天井が美しいストラスブール駅

ストラスブールはトラムが便利

今回は友達に会うために1泊2日の弾丸旅行です。

友達が予め「駅に着いたらそのまま左のトラム乗り場に行き、そこに停まっているトラムCに乗ったらいいよー」と最高のアドバイスをくれていたので、駅の中をウロウロ彷徨う、、、ことなくまっすぐ外へ。

人人人…のミュンヘンから来たばかりの私にはこの広々とした感じが癒しになります

ストラスブール の街を移動するのに欠かせないトラム(路面電車)。

バスも走っていますが、観光であれば歩きとトラムだけで十分です。

色々な運賃がありますので、自分の旅のスタイルに合ったチケットを購入しましょう。私は1泊2日だったので24H SOLOチケット€4.50(最初に打刻した時間から24時間有効乗り放題)を購入しました。Single ticket(1回券)が€1.80なのでこれはかなりお得です。

ストラスブールは歩いて結構どこでも行けてしまい、下手したらトラムで乗り換えながら行くよりも早く目的地に着いてしまうようなこともありますが、3回以上乗れば元が取れてしまいます。

トラムの停留所に券売機がありますのでそちらで購入し、打刻します(これ、忘れないように!)

現金/クレジットカード両方使えます。

このトラム、警笛の音がとってもかわいいんです!ちょうど小さめの教会の音、みたいな感じ。

で、「この鐘の音の警笛かわいいねー」と呑気に言ってたら友達が「それが問題なんだよ。この音を聞くと観光客は、あらかわいい。何の音かしら?って立ち止まってきょろきょろしちゃうから、余計事故につながることもあるんだ」と。

なるほど。もしストラスブールで、チリンチリ~ンというかわいい音を聞いたらご注意を笑

ストラスブールの交通情報CTSのウェブサイト

ストラスブールのトラムMap

私が今回お世話になったairbnb宿の最寄停留所はGallia。降りた瞬間この景色。荷物の重さも忘れてしばしうっとり。

ドイツ統治時代に建てられた教会 Eglise Saint-Paul
空の青、河と土手の緑、そして教会のベージュ
いきなり絵はがきの世界に入り込んでしまったかのような衝撃的な美しさです

ここからしばらく迷い(Google Mapさえ救うことができない極度の方向音痴)やっとたどり着いた今日の宿周辺。

これまた かわいい 広場です。

この一角に私がお世話になったairbnbの宿があります
立地もお部屋もホストのカップルも最高でした

チェックインも済ませ、友達との約束の時間まで少し余裕があったのでちょっと散策へ出ることに。

宿からストラスブール大聖堂まで歩いて10分程!迎えに来てくれたストラスブールっ子の友達が「こんな中心にある宿、よく見つけたね。」と驚く程の好立地。

ここでも私の『旅先ではやたら運がいい』が証明されました笑 

旅の最中はウキウキしてるから引き寄せちゃうんでしょうねー。ありがたい。

1泊2日で回れる!ストラスブールの素敵な観光地6つ

まずはなんといっても ストラスブール大聖堂 Cathedrale Notre Dame de Strasbourg

ストラスブール大聖堂
圧巻。大きすぎて全体を入れることが不可能です(道路に寝そべればいけるかも)

ストラスブール といえば!のNo1観光スポット ストラスブール大聖堂。

どっからでも見えるこの大聖堂。近くで見るとその圧倒的な大きさと精巧な外観に言葉を失います。

まずは中を見てから展望台へ向かう、とのことだったので早速中へ。

入った瞬間から圧倒される大きさ。外壁の彫刻にも感動したのですが
中に入ると今度は高い天井と美しいステンドグラス。
心を沈めてくれる荘厳な雰囲気
このバラの窓の美しさは筆舌に尽くしがたい
この色、大きさ…是非実際のものを見ていただきたいです
ストラスブール大聖堂内部

この大聖堂には18mもの大きさの天文時計があることでも有名なのですが、私たちが行った時には改修工事中で見ることができませんでした。。。

また来い、ってことですね笑

さてじっくり中を見学した後は、展望台へ。

実は今回私にストラスブールを案内してくれたのは21歳のイケメン2人。

「15分以内には展望台に着くよー」と軽く言って入場料まで払ってくれましたが、15分階段登りぱなしって、オイ、それ結構あるぞ。。。

「15分で着かなかったら、怒るよ」というと「…に、20分はかからないと思う…」となぜか弱気に笑 

イケメンを困らせるアラフォーの図。

ちょっとした窓からの景色も絵になる
高い建物が少ないので、途中でも十分遠くまで見通せるストラスブール
近くで見ても彫刻の精巧さと屋根の緑色の美しさに感動します

遅い時間だったこともあり、展望台に行く階段は終始私たちだけ。途中景色を見るために立ち止まったり、爆笑しすぎて切れた息を取り戻すのにまた立ち止まったり笑 ゆっくり上っていったつもりでしたが14分で展望台到着!優秀!

夕方だったのでちょっと暗いのですが素晴らしい眺め
この屋根の感じがなんともおとぎ話感
どこから見ても絵になるかわいらしい街並み
工事中の塔
こんなに上にあるものなのにやっぱり彫刻は丁寧

フランスの中のプチフランス? ラ プティット フランス La Petite France

アルザス地方独特のかわいらしい建物と運河のコンビネーションがまさにおとぎの国

大聖堂から歩いてすぐのところにあるLa Petite France。

アルザス地方特有の建物がいっぱい。歩いているだけで楽しくなります。

世界遺産にもなっているこのエリア
観光客でいっぱいです
壁の色と質感や窓辺の花が、女子にはたまりません(ええアラフォーでもです)

さてここはフランスなのに、なぜ『プチ フランス』という名前なのか?

それは「フランス大好き!フランスバンザーイ!」という意図で付けられた名前、ではなく、ここがドイツ統治時代に梅毒(別名「French Disease」)の患者を隔離・治療する場所だったから。

、、、うーん、なんとまあこのかわいらしいエリアに不似合いな黒歴史。。。

途中こんなレトロな回転橋に出会いました 笑
「これはフランスの最新技術の橋だよ」と気の利いたなジョークを言う21歳
オモロイやないか!

プティット フランス La Petite France

クリスマスマーケットも開かれる Kléber square

Petit Franceをゆっくり楽しんだ後に来たこの広場。クリスマスマーケットも開かれる広場です。

クリスマスマーケットの時期には巨大クリスマスツリーも出てきて大変にぎやかになるとか。それはそれは素敵なんでしょうねー。

噴水やホテルや高級デパートなどで囲まれた、地元人観光客問わずのんびり過ごせる場所です。

「この銅像は誰?」っと聞いたら、知らない、との回答
「どうせわかんないからなんかテキトーに話作ってみ」っと無茶振りすると
「彼はコスプレでリアリティショーに出て人気者になったんだ」となんとも現代っ子なお話になりました笑

このあと彼らが連れて行ってくれたレストランがまたお洒落!!

路地を入ったところにあるこじんまりとした素敵なレストランで、フランス料理(まあここでは自国の料理ですが)と美味しいワインをいただきました。

特大フォアグラと前菜。特大過ぎて私は半分くらいしか食べれなかった。。。けど、めっちゃくちゃ美味しい!!
ヨーロッパで白ワインを飲むときは、なぜかピノグリージョ率が高い私。美味しいんだよなぁ。
これが何のケーキだったかは覚えてけど、とんでもなくワインに合うケーキだったということだけは覚えている。。。

やっぱりフランス、カロリー高めだけどご飯美味しい!

そしてそして、この素敵なディナーをこのイケメン君たちがおごってくれたのが、もう感動!!

大学生でこのもてなし具合なら、将来どんなすごいイケメンになるんだか。。。私があと20歳若ければ。。。(いや、ないない)

そして寝る前に部屋から外を見るとこの景色!

一日の最後に見る景色がこれって、最高かよ。心から幸せを感じる瞬間です。

トラムに乗ってお隣ドイツの街・ケールKehlへ

この大聖堂の鐘の音で目覚めました。とってもすがすがしい朝です。

ストラスブール2日目は、友達におすすめしてもらったドイツ・ケールKehlへ行ってみることに。

ケールKehlはストラスブールからトラムで行けるドイツ。しかもそこには歩いて渡れる国境に掛かる橋もあるというので、早速向かいます。

トラムCからDのKehl Bahnhof行きに乗り継ぎます。

ライン川を挟み、フランス側最後の停留所 Port du Rhin
これからライン川を渡りドイツ側最初の停留所 Kehl Bahnhofへ向かいます
駅の名前もフランス語からドイツ語に変わるのもまた地味に感動!

トラムに乗って流れる景色に夢中になっていると、隣に立っていたおじいちゃんが熱心にフランス語で話しかけてきます。

私は全っっっくフランス語ができないので「???Sorry, I can't speak French. No French...」と困っていると、近くにいたおばちゃんが助けてくれまして、どうやらこのおじいちゃん私をナンパしてくれていたようです笑 うーん、さすがフランス人。年齢なんて関係ないですね笑  この積極さ見習いたい。。。

そうこうしているうちにあっという間にケールKehl到着です。

ドイツ側に入ったな、と一目でわかる案内ボード
ドイツ語・フランス語・英語でようこそ!
こじんまりとかわいい街並みです。
駅から人の流れに乗ってまっすぐ進むと広場にでます
広場にある教会。巨大な虫の滑り台。
虫恐怖症の私はぎょっとするけど、子どもとかよろこぶんだろうな。

この広場を抜けたところで方向転換。ライン川に向かいます。住宅地を抜けた先に待っていたのはこの景色!

緑がまぶしいライン川沿いの土手
ここで朝ごはん。ただのサンドイッチが3割増しで美味しく感じます

今でこそライン川にはフランスとドイツを結ぶ橋がいくつもかかっていますが、そうなるまでは長い時間と辛い経験が必要でした。

この橋は車とトラム専用の橋。そうさっき私がトラムで渡った橋です。

ライン川にかかる国境を結ぶ橋
こちらの橋は、歩行者/自転車専用の橋
このあとこの橋を渡ります

ドイツ側からフランス側に向かいます。ちょうど国境の場所は広くなっていて、写真を撮ったり休憩をしている人もちらほら。平和です。

近代美術館 Museum of Modern and Contemporary Art-
Le Musée d’Art moderne et contemporain de Strasbourg (MAMCS)

現代建築が好きな私に友達がおすすめしてくれた場所 近代美術館。

そして「絶対に行くように」と言われた駐輪場の屋上へ。

美術館のすぐ近くに駐輪場があるのですが、その中にある階段を上っていくと屋上に上ることができます。そしてここからの眺めがまた素敵なんです。

この美術館に行く機会があったら是非とも見て欲しい景色です。

学校帰り?ワチャワチャしている感じが、青春!って感じでまぶしい笑
屋上からの眺めです。運河とかわいらしい街並み、ストラスブールをぎゅっと凝縮した景色。
確かにこれは上って見る価値大です。
反対側を見るとガラス張りの近代美術館が見えます。
奇抜すぎず、でも埋もれず、景色に上手く溶け込んでいます。
ガラス越しですが暑かった。。。

私は現代建築は好きですが、現代美術には全く疎い人間でして。。。展示はさくっと回ったので、1時間程で見終わりました。

それでも、ピサロやモネ、ピカソやカディンスキーなど有名どころの絵も結構コレクションとして置いてあるので見どころは結構ありました。(ただそれ以上に、私のような凡人の理解をはるかに超えたところにある芸術がたっくさんあるってことです。。。)

美術館博物館好きの方は1日券や3日券などもあるのでそちらを購入するとかなりお得に見れます。その他条件を満たせば割引や無料チケットもあります。こういう芸術に触れるハードルを低くしているところってヨーロッパは結構多くて好きです。

Museum of Modern and Contemporary Art 公式ウェブサイト

もうひとつの美しい現代建築 ストラスブール国立大学図書館 The National University Library (BNU)-
Bibliothèque nationale et universitaire de Strasbourg

そして現代建築好き!と言った私におすすめしてくれたもう一つのスポットがなんと図書館。これがまあ「映える」図書館でした。

外観は伝統溢れる風格ある建物。これはこれで好きです。
中に一歩足を踏み入れるとこの内装。あまりのギャップに頭がついていけない
階段を真下から見上げるとこんな世界が。もうため息しかでません。

蔵書を見るためにはゲートを通る必要があるのですがそこはカードが必要で、残念ながら観光客の私は通ることができなかったのですが、それでもこの美しい螺旋階段を見て、ちょっと座ってコーヒー飲んでのんびりできただけで大満足です。

おまけ!おしゃれなオーガニック食品がたくさん!Biocoop — Le Quai des Halles

さてお土産どうしようかなーっとぼーっとトラムから街を見てたらなんだか素敵な外観のお店を発見。

慌てて降りて行ってみるとオーガニック製品(Bioと呼ばれています)のお店。食品だけでなく化粧品や洗剤なども売っていて、もう女子が大好きな感じのお店です。

私はここでBioのアルザスワインとチョコレートをジャケ爆買いしました笑 

チョコレート一つとっても外装がとにかくかわいい。フランスってなんでこんなにお洒落なんでしょうねー。

そうそう!ヨーロッパを旅するときはボーイスカウトの精神「常に備えよ」でエコバッグを持ち歩くことを強くおすすめします。

環境への影響を考え、だんだんプラスチックバッグを廃止するお店が増えています。もちろん大体のお店にはエコバッグや紙バッグを売っていますので、そこで買って入れて帰ることも可能です。

Biocoop ウェブサイト

最後に

たまたま友達になった子達に会いたい、という理由だけで決めたストラスブール行きでしたが、この小さくて美しい街にすっかり恋してしまいました。

この街には、あっち見てこっち見て、、、と忙しく回るにはもったいないほど素敵な場所がたくさんあります。

テラス席で気持ちいい風に吹かれながら白ワインでランチして、お土産屋さんを冷やかしながら街歩きして疲れたら、今度はカフェで行き交う人々を見ながら美味しいチョコレートとコーヒーで一休憩。

ストラスブールはそういうゆったりした時間が似合う素敵な街でした。

こんな小さいけどとっても可愛くて素敵な街ストラスブール、日本からの行き方は色々。

他の街と合わせて観光するのがおすすめです。一度旅行会社の一括見積で調べてみるといいですよ。

  • この記事を書いた人

かつら

留学なし・独学にて英検1級合格/通訳案内士合格/TOEIC945/英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶ日本人が増えて欲しい人/四十路街道疾走中

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