今回の映画は、、、
Paddington (パディントン)
イギリス英語、ロンドンの雰囲気にどっぷりがっつり浸かったあとにほっこりとできるファミリーコメディです。
タイトル | Paddington(パディントン) |
ジャンル | ファミリー/コメディ |
キーワード | ロンドンロンドン/イギリス英語/マーマレード/イギリス俳優 |
こんな気分の時にオススメ | ほっこりしたい時/イギリス英語にがっつり浸りたい時 |
こんな状況で観るのがオススメ | 子どもと一緒/料理してる時のBGMとして |
目次
あらすじ
ペルーの山奥で叔父叔母と幸せに暮らしていた子クマとその叔父叔母クマ。ある日大地震で叔父クマを亡くすという悲劇に見舞われる。
叔母クマのすすめで知り合いの冒険家を訪ねイギリスへ旅することになり、そこでブラウン一家に出会う。
色んな騒動を巻き起こしながらブラウン一家とロンドンで生活する子クマPaddingtonの話。
心に残ったシーン
ファミリー向けコメディなので、笑える要素はそこら中に散りばめられているのですが、私が心に残っているシーンはそうではなくちょっとしんみりするシーン。
イギリス紳士の冒険家に、英語やイギリスでのマナーを教えてもらった叔父叔母クマ。その彼らからの英才教育?で育ったパディントン。
彼はとにかく「正直さ」と「紳士さ」を貫く、イギリス紳士よりもイギリス紳士らしいクマなんです。
そんなパディントンが、敵のミリセントとカリー氏の策略によって、家が危うく火事に。
パディントンは自分が見た光景をブラウン一家に説明しようしますが誰一人信じてくれません。
「正直さ」と「紳士さ」の両方が傷ついたパディントンは、冷たい雨が降る夜、ブラウン家を去ることを決めます。
行く当てもなく、雨の暗く冷たいロンドンの街をびしょ濡れで彷徨うパディントン。
この映画で私が一番、

と思ったシーンは、なんの盛り上がりもない、なんなら他の人はスルーしてしまうようなシーンなんです。
それは、バッキンガム宮殿の衛兵が無言でパディントンをかくまってくれるシーン。
←ちなみに「衛兵」ってこんな人。
この帽子を見て「中に色々入れてそう」と思ったそこのアナタ。私と同じ天才的にヘンタイ的な連想能力をお持ちですね。このシーン、絶対に気に入ります笑
原則として衛兵は、何があっても動いてはいけないし、ましてや勝手にクマをこの警備boxなんかに入れるなんてもってのほか。
それでも、雨に打たれて惨めなクマをほっておけない衛兵くん。
日常では非人間的な衛兵のあったかい人間的な部分が垣間見える、なんともしんみりだけどでも、ほっこりできるシーンなんですよ。
映画の起承転結の「転」しかも「転落」な部分の一シーン。
パディントンが感じてる惨めさ、悲しさ、悔しさ、そしてそんな時に触れたちょっとした人間の温かさ、、、そんな複雑な心境を、ここで存分に感じ切ってください。
この後、大どんでん返しのどんちゃん騒ぎ(←死語?)が起り、大爆笑が待ってますから笑
映画トリビアとして覚えておきたい一言
とにかく、イギリス英語好きは終始よだれ🤤が止まらない程の「イギリス英語」満載のこの映画。
イギリス英語を話したい方は、この映画でイントネーションやアクセントを真似して練習するといいですよ!
また、映画は外国人と話す時に共通の話題として大変重宝します。
あらすじを言えるようになるのもいいのですが、、、それって結構大変じゃないですか。
だから(面倒くさがりの)私のおススメは、
その映画の有名なセリフやフレーズを覚えちゃう!
それを、
「共通の映画を観ている人同士なら分かり合える【合言葉】」
みたいな感じで会話に入れ込むと、これがめちゃめちゃ盛り上がるんですよ。
せっかく映画を観るならこうやって、あとあとネタとして使えるものを集めておくと、あとあとかなりかーなーりー使えます。
さて、パディントンと言えばコレ!という言葉。それは、、、
marmalade(マーマレード)🍊!!
マーマレードジャム。マーマレードのサンドイッチ。とにかく全編通して至る所に出てくる「marmalade」。
色んな人が色んなイントネーションで「marmalade」って言っています。その中からひとつ自分が好きな「marmalade」を見つけて、それを徹底的に練習しましょう。(まあまあの回数marmaladeと言うことになると思うので、周りに人がいない時にやりましょうね。。)
パディントン、と言えば、marmalade(マーマレード)。もうこれだけでOK!
こんな人に見て欲しい
パディントンは、ファミリー向けコメディ。だからもちろん、お子さんと一緒でも安心して見れる映画です。
話もとても分かりやすく、「頭からっぽ」にしてても見れるので(いい意味でね)、実は「最近心がちょっと荒んでるかも…」という大人にもオススメしたい映画です。
あとは単純に「イギリス英語」を聞きたい人。私は色んな英語の「アクセント」が変態的に好きなので、

という時にBGMとして流しながら作業していますよ。
色んなイギリス俳優が出ているので(中には超大物が超ちょい役で出てたりする)、英国ドラマが好きな方にもオススメです。
(「え?この人がこんな役で?!」みたいな驚きが味わえますよ。)
以上、今回はPaddington(パディントン)をご紹介しました。
Paddington(パディントン)は、、、