
英文法【make】の使い方や覚え方を知りたい人のための記事です。
動詞 make=作る、だけだと思っていませんか?
とんでもない!makeには他にもたーくさん意味があり、「使役のmake」や「〜にする」「うまくいく、間に合う」などなど…英会話ではかなり頻繁に使われているんです。
makeを使いこなせれば、あなたが思っている以上にたくさんのことがカンタンに言えるようになっちゃうんです!
英会話初心者には救世主のmake。ここでは、makeの代表的な意味とその使い方をご紹介します。
目次
作る、〜製(食事やモノ)

これが恐らく日本人の私たちには一番馴染みのある表現でしょう。
・I make dinner for my family every day.(私は毎日家族のために夕飯を作ります。)
・This bag is made *in Italy.(このバッグはイタリア製です)
・Sake is made *from rice and malt. (酒は米と麹から作られています。)
・The stole is made *of silk.
ポイント
made of /from/ in の違いって?
in + 場所 ( ~ in France フランス製、などのようにinの後ろには場所が続きます)
of + 材料 (~ of wood 木製、のように「ぱっと見て何から作られているかわかる」=材料)
from + 原料 (Cheese is made from milk. のように「ぱっと見て何から作られてるかわからない」=原料)
(〜に)する、(〜の)状態を作り出す、〜の状態にする

ポイント
この用法で一番よく見る形は、make 人 (形容詞)=人を(形容詞)の状態にする、です。
あ、でも、make 人 (名詞)=人を(名詞)にする、もよく使いますね笑。
・He'll make a good father.(彼はいい父親になるよ。=(彼は彼を)良い父親にする)
・You guys make a good team.(あなた達いいコンビだね=あなた達は良いチームの状態を作り出す)
・"I'll have a red wine.""Make it two, please." (「赤ワインをもらうわ。」「僕も」(=赤ワイン2つ、の状態にする)
・Your smile always makes me happy.(君の笑顔はいつも僕を幸せにする。)
・Don't make me angry!(私を怒らせないで)
・The news made her sad.(そのニュースは彼女を悲しませた)
(人に)〜させる(無理やり感アリ)

ポイント
これはいわゆる「使役のmake」と言われるもの。無理矢理やらせる、というニュアンスを含んでいることが多いです。
・My mom made me clean my room.(ママは僕に部屋の掃除をさせた。(嫌々な感じ))
・Don't make me say this to you.(こんなこと私に言わせないで。(言いたくないのに))
What makes you think so? (どうしてそう思うの?=何があなたをそう思わせるの?)
↑この表現はとてもよく耳にします。Why do you think so?と同じ意味なのですがこちらだと、ちょっと尋問っぽく聞こえてしまいます。
(〜に)成功する、(〜が)うまくいく、(〜に)間に合う

ポイント
make it は文脈によって意味が変わります。最初は覚えるのが大変かもしれませんが一度覚えてしまえばめちゃくちゃ便利です!
・I hope you'll make it! (それが成功するといいですね!)
・I don't think we can make it to the flight.(その飛行機に間に合うとは思わない。)
・Fake it until make it. (うまくいくまで(うまくいっている)ふりをし続けろ)
(お金などを)稼ぐ

ポイント
earn(稼ぐ)と同じ意味です。どちらを使ってもOKです。
・He made a repulation for himself.(彼は名声を築いた。)
・She is making a lot of money at the company. (彼女はその会社で大金を稼いだ。)
英文法【make】まとめ
いかがでしたか?makeって結構使えるヤツでしょ!
日常会話で使われている英語って実は、たくさんの単語を知らなくても話せるものなんです。
このサイトではこのように「できるだけ簡単に英語を使う」ための情報もどんどんお伝えしていく予定なので、よかったらまた遊びに来てくださいね!